わたくしごとで誠に恐縮ですが、伯母が第63回独立書展に入賞致しました。
伯母は独立書人団の“準”会員でしたが、今回の独立書展で準会員約890名の中から2名が受賞となった「会員推挙」の賞を取ったということです。
今月の19日まで、東京六本木の国立新美術館の方に展示されていました。
【独立書展案内】
http://mainichishodo.org/wordpress/wp-content/uploads/2014/12/1412dokuritsu63_b.jpg
伯母は今まで指導を仰いでいた先生を、何年か前に亡くしております。
今回の作品は、字体・構成など全部自分で考え、仕上げたとの事で喜びもひとしおだったと思います。
(通常は、先生の手本を見て指導を受けながら出展するそうです。)
書道の世界とは縁の無い私ですが、後ろ盾が居ないというのは大変な事だろうと推します。
というのも、受賞というのは作品が優れているのは勿論のこと、ある程度のコネが無いと難しいからです。
前途したとおり、伯母の先生は亡くなっています。
つまり後ろ盾が何も無い状態での出典で、まさか自分が入賞するとは夢にも思っていなかったとの事。
先生による手本も無く、アドバイスも無い。
伯母の字での勝負。
父も、自分の事の様に喜んでいました。
今後は、独立書人団の“会員”になり活動を続けるそうです。