富士見ヶ丘鍼灸接骨院ブログ
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2017年2月6日の記事

栃木の郷土料理「しつかれ」

鮭の頭と野菜の切り屑など残り物を大根おろしと混ぜた料理、しもつかれ。
目の粗い大根おろし器の「鬼おろし」で粗くすり下ろして、酒粕と共に煮込む。
私の小さい頃は給食で出てきましたが、今でもメニューにあるのでしょうか。
独特な見た目で、あまり他県の人には勧めづらい料理ですが、「しもつかれを7軒食べ歩くと病気にならない」という俗言があるぐらい栄養は満点です。
地元の人でも好き嫌いの別れる料理ですが、しもつかれは2007年12月18日に農林水産省の主催で選定された農山漁村の郷土料理百選において、ちたけそばとともに栃木県を代表する郷土料理として選出されています。
また、初午の日に作り赤飯とともに稲荷神社に供える行事食でもあります。

初午

初午(はつうま)
地域や家庭によっては毎年盛大にお祭りをすることもあるようですが、馴染みのない人にとっては「初午ってなに?」かもしれませんね。

初午とは、2月最初の午(うま)の日のことをいいます。
711年に京都の伏見稲荷大社に祀られている、五穀をつかさどる農業神の宇迦之御魂(うかのみたま)が、初午の日に伊奈利山(いなりやま・京都市東山連峰)へ降臨された日といわれています。
降臨された日に「初午祭(はつうまさい)」が催され、伏見稲荷大社に「初午詣(はつうまもうで)」をするようになり、その後、農村では五穀豊穣を願うお祭りになり、街中では商家が商売繁盛を願うお祭りを行う日になったそうです。

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