鮭の頭と野菜の切り屑など残り物を大根おろしと混ぜた料理、しもつかれ。
目の粗い大根おろし器の「鬼おろし」で粗くすり下ろして、酒粕と共に煮込む。
私の小さい頃は給食で出てきましたが、今でもメニューにあるのでしょうか。
独特な見た目で、あまり他県の人には勧めづらい料理ですが、「しもつかれを7軒食べ歩くと病気にならない」という俗言があるぐらい栄養は満点です。
地元の人でも好き嫌いの別れる料理ですが、しもつかれは2007年12月18日に農林水産省の主催で選定された農山漁村の郷土料理百選において、ちたけそばとともに栃木県を代表する郷土料理として選出されています。
また、初午の日に作り赤飯とともに稲荷神社に供える行事食でもあります。