肝臓

 ◆ 肝臓

いわゆるレバーです。
大人の肝臓は体重の約50分の1ほどあり、重さはおよそ1kg〜1.5kgです。

 

 

 

◆ どんな働きをしているの?

  •  肝臓の働きは大きく分けて3つあります。

  • ①消化液である胆汁を作る
    ②栄養素を溜めたり、変化させたりする
    ③からだにとって毒となるものを中和する。
  • また、肝臓には骨髄(こつずい)が血液の赤血球を作るために必要な葉酸(ようさん)や、ビタミンB12を貯えておき、骨髄がそれを必要としたときに送りこむ働きがあります。古くなった血液を壊すのも、肝臓の役目です。また、血液を凝固(ぎょうこ)させる物質も作っています。
  •  ・疲れた時に出る乳酸をグリコーゲンに変えています。
  •  ・お酒のアルコールやたばこにふくまれるニコチンを中和しています。
 

◆ 主な肝臓の病気

  •  【肝炎】
  •  ①急性肝炎・・・肝炎ウイルスやアルコール、薬などによって肝細胞が壊され起る炎症
  •  ②慢性肝炎・・・半年以上炎症が続いている状態。
  •  ③肝硬変・・・慢性肝炎などによって肝臓の細胞が破壊と再生をくりかえすうちに、繊維状になり肝臓が硬くなる病気。
  •  ④肝臓がん

 

 

◆ 肝臓の回復力

  •   肝臓は、少し切り取られても再生することができる、ただ一つの臓器と言われています。元にもどる力が強いのが特徴で、ラットなどで行った実験では、3分の2を切り取られた肝臓が、1週間ほどで、元の大きさに戻ったという報告があります。

 



 

 

 

 

富士見ヶ丘鍼灸接骨院

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