◆ うおのめ・たこ
足裏にできる、硬いしこり。
それは、うおのめ・たこ かもしれません
◆ どんな症状なの?
- うおのめは、足の指や裏にできる直径5~7mmまでの硬いしこりのことをいいます。中央に魚の目のような芯を持つので、「魚の目」と呼ばれます。
- 皮膚の角質層が硬く厚くなった膨らみの中央に、さらに硬い芯を持つうおのめは、皮膚の奥深くに向かって芯がめりこんでいるため、軽く触れたり歩いたりするだけで激しい痛みを生じる場合があります。
- 一方、皮膚が平らな板のように硬くなったものを「たこ」といいます。「ペンだこ」や「座りだこ」というように体のさまざまな箇所にできます。
◆ どうして起こるの?
- どちらも皮膚の狭い範囲が長期間にわたって圧迫され、皮膚の一番表面の角質層が硬く厚くなったことで生じます。
- 足の形に合わない靴を履いていたり、つま先から着地するなど、足の一部に局所的に圧力がかかるような歩き方をしたりしていると、その部分にうおのめやたこができることがあります。
◆ 治療法
- 靴が原因の場合は、自分に合った靴を履くようにしましょう!自分ではわかりずらいので、店員さんに直接相談してみるといいと思います。
- 市販薬も十分効果的です。効果がみられない場合は皮膚科を受診しましょう。
- うおのめの痛みを庇った歩き方をして腰や股関節を傷める方も多いので「たかがうおのめ」と思わず、しっかり治療していきましょう。