テニス肘

 テニス肘(上腕骨外側上顆炎)

椅子を持ち上げると痛い
タオルが絞れない
戸の開閉など日常動作で肘に痛みが出る
それは、もしかしたら上腕骨外側上顆炎かもしれません         

 

 

 

◆ どんな症状なの?

  •  テニスのバックハンドストロークの時の衝撃の繰り返しでよく発症することから「テニス肘」とも呼ばれています
    トムゼンテストと言って、手首を上に挙げる際に抵抗を加えると肘の親指の側に痛みを感じます
    多くの場合、安静にしている時は痛みがありません

    上腕骨外側上顆炎の発生頻度については、若年層で少なく、30代後半から50代に多いと言われています

 

 

 

◆ どうして起こるの?

  •  一般的には、年齢とともに肘の腱が傷んで起こると言われています。病態や原因については十分にはわかっていませんが、手首を動かす筋肉の肘への付着部に負荷が繰り返し加わることによって、微小断裂や損傷を来し発生するものと考えられます

 

 

 

◆ 治療法

  • まずは保存療法を行います。
     1. 手首や指のストレッチをこまめに行う
     2. スポーツや手をよく使う作業をひかえ、運動後にはアイシングを行う
     3. テニス肘用のバンドを装着する

    他にも、肘の外側に局所麻酔薬とステロイドの注射をする方法もあるそうです。保存療法が無効な場合には、手術療法を行うこともあります。

 

 

 



 

 

 

 

富士見ヶ丘鍼灸接骨院

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