月状骨軟化症

 月状骨軟化症(キーンベック病)

あなたは、大工や鍛冶屋さんではありませんか?
ハンマーを使い続ける職業で、手首に痛みが出たのなら月状骨軟化症を疑った方がいいかもしれません。

 

 

 

◆ どんな症状なの?

  •  働き盛りの青壮年期の男性
    主婦や事務職、高齢女性に多いとされる月状骨軟化症
    利き手に多く発症し
    ①手首を動かしたときに痛む
    ②握力の低下
    ③手首の動かせる範囲が少なくなる
    という症状が現れます。

     初期段階ではレントゲン写真に変化は少なく、早期診断には臨床症状やMRI検査などが有用です。症状が進行するにつれて、レントゲン写真の変化がはっきり分かるようになり、最終的には月状骨の破壊のみでなく、手関節の変形性関節症変化も現れてきます

 

 

 

◆ どうして起こるの?

  •  月状骨という手首の中にいくつかある小さな骨の一つに微小な外傷が繰り返され、栄養血管血流不全が発生し発症するとされています
    手を酷使する職業の人に多く起こるとされています

 

 

 

◆ 治療法

  •  ハンマーなどの衝撃が加わる作業を制限します
    手関節の固定装具を着用し、経過観察します

     激しい痛みが続く場合は手術も考慮されます

     月状骨軟化症は、初期には診断が困難なことが多いのですが、進行するにつれレントゲン写真に明らかな変化が現れ、容易に診断することができます。放置すれば骨の壊死、破壊が進行するため、発見次第に何らかの治療をしない限り治癒することはないといわれています。
    従って、手関節の痛みが続いたり、腫れたりした場合は様子を見ずに整形外科や専門医への受診をおすすめします

 

 



 

 

 

 

富士見ヶ丘鍼灸接骨院

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